どんどんと下へと降りていく先輩の唇は、いつの間にか外されていたボタンの間を通過し、俺の一番敏感なところへと近づいていく
「ちょっ、先輩!...ぁ」
「声我慢しないで、聞かせて?」
「やッ..あ...んぁ、あ」
隣り合わせに並ぶ椅子に押し倒され、俺はただ先輩を感じていた
ねぇ先輩。恥ずかしいから言わないけど、俺も先輩のこと忘れられなくて、いろんな人で先輩を忘れようとしました
でも、やっぱりこうやって先輩に触れられてるときが一番幸せに感じます
先輩と別れたあの時から、俺の奥底にしまい込んだパンドラの箱
絶対に触ってはいけないと、開けてはいけないと、自制してきた
でも、先輩
あなたはそれを開けてしまいました。
ねぇ、先輩。...俺...