「おはよう」

優しい微笑みと共に、先輩の声がすがすがしい


泣きそうな感情を抑え、俺は


「おはようございます」

そう、笑顔で答えた



すると、先輩は近くに持ってきたご飯を置き、ゆっくり俺の隣に座る


そしてそっと優しい口づけ



「理久。俺、いま生きてきた中で一番幸せかも」


そう言って、笑った先輩はとてもかっこよかった



俺も先輩が笑ってくれて、幸せです






そう、俺はこんな日々がずっと続く...

...そう思っていたんだ。