目覚めると、深夜1時を回っていた


俺たちは、裸のままお互いを抱きしめ合い、眠っていたようだ

目の前には、先輩の鎖骨

少し顔を上げると、気持ちよさそうに眠る先輩の顔


これが、幸せっていうのだろうか

こんなに幸せでいいのだろうか


俺たちはこの先...


俺は考えるのをやめ、もっと先輩の体に自分を近づけて、再び目を閉じた



2度目に目を覚ましたのは、カーテン端から漏れる朝日でだった

さっきまでの温かみがないと思えば、隣に先輩の姿がなく、俺は飛び起きた


不安に駆られる心


すると、部屋の扉が開き、ご飯を持った先輩が現れた