入学式も終わり、俺は1-6に向かった。 ここから、新しい学校生活が始まる。 ガラッと扉を開け中にはいると、教室には君がいた。 俺は嬉しくて、顔がにやけそうだったのを我慢し、黒板にある席順表を見て席に向かった。 隣は、来栖という生徒。 どんな人だろう。 そして席につき、隣を見た。 来栖という生徒は―――………。 君だった。