「ミク」

「んー?」


隣から声が聞こえてきて、返事をする。
その間、目線はずっとノートを見つめる。


「今日生徒会」

「えー、私部活行きたい」

「すぐ終わるから」

「んー…」


私の部活は茶道部。
週3日しか活動していないが、何故か部員数が多い。
その中で部長を勤めさせていただいている。


「ミクの起てたお茶飲ませてね」

「……いつかね」


そんな会話をしながら課外が終わった。