「ミ・ク」 「うひゃあっ!?」 突然肩を叩かれ、耳元から声が聞こえてきたので何とも色気がない返事をしてしまった。 「キャー!大河くんだっ!!」 「…蓮。何?」 「特に用はないけど、ミク何番かなって思ってね」 「12番」 「お、隣じゃん♪よろしく」 「はぁ...」 一番隣になりたくなかったよ。 彼氏なのに何でって? それはね、付き合っている事がバレるからだよ。