「茜ー。帰ろう―ぜ。」

「あ。うん。待って。」

七奈君に誘われて一緒に帰ることになった。

「あの河原行くか・・?」

「え!行きたいっ。」

「んじゃ、行くか。」

決まって歩くこと5分。

河原に着いた。

「わぁー。。落ち着く・・・。」

「俺、飲み物買ってくるな。」

「ほんと!?やった。」

「じゃあ、待ってて。」

「うん。」

ああ、ほんとに落ち着くな・・。

不思議・・。

「あれっ?先約がいる?」

「へ?」

どこかで聞いたことのある声。

誰?

「ふっ、冬野君!」

「えっ・・・?」

「私っ、西川茜ですっ。クラスで一緒の。」

「・・・。」

「わ、わかりませんよね?」

「覚えてないんだ・・。」

「えっ?」

「ううん。なんでもない。」

なんだか少し緊張。

どうしよぅっ。

この感じ・・。

七奈君早く帰ってこないかなっ・・。