「おはよー。茜。」

「おはよぉ。渚。」

この子は親友の菊川渚。

高校生になって初めてできた友達。

「・・今日元気ないね?」

「え?そぅかな・・・?」

「うん。茜らしくないよ。」

「うーん。あの夢を見たからかなぁ。。」

「あの夢って?」

私は渚に夢の話をした。

「ロマンチックな夢じゃん!」

「でしょ!?」

「うん。憧れちゃうよね・・。」

「うん・・・。」

「あ。そうだっ・・。

今日、転校生来るんだって!」

「え?そうなのっ?」

「うん。何かすごい秀才らしいよ?」

「へぇ。。」

「かっこいい人かなぁ?」

「さぁ?」

「かっこいい人だといいなぁー。」

「渚、本当にイケメン好きだね・・・。」

「うん!大好きっ!」

「あはは・・・。」

今日も何気ない会話をする。

そんな会話が好きだったりする。

そんな今日も記憶を戻すため

がんばっている。

あ。

転校生、どんな人かな?