「きれぇ・・・」

「ほんとだぁー。」

「あ。流れ星!!」

「え!嘘!?」

「「・・・・・。」」

数秒間、沈黙が続く。

「茜っ、何お願いした!?」

「私は、輝とずっと一緒にいられますよーに。

ってお願いしたよ!輝は?」

「俺も、茜とずっと一緒にいられますようにって

お願いしたよ。」

「じゃあ、ずっと一緒だね!」

「あぁっ!そうだなっ!」

そうして少女と少年は

手をつなぎ夜空を見上げながら

少しだけ未来の話をした。

金平糖を一粒

口に入れて少女は言った。

「輝、だぁーいすきっ!」

「俺もっ。」



ーでも

そんな約束さえも守れなかった。

今はそう後悔してる。ー