「あはは♪
そりゃ、嬉しい♪
黄縞さん
これからよろしくデスm(__)m」
ペコリと頭を下げる奏美
黄縞は奏美をじっと見つめた
「なっ、何ですか!?
黄縞さん!!??」
「あのさ
俺の奥さんだよね」
「えっ、そうなんでしょ」
「じゃあさ
俺のこと『黄縞さん』
じゃダメだよ
どっちも『黄縞さん』
になっちゃったんだから…」
「あっ…」
「だから、俺のこと
令典って呼んで♪」
『この人はずるい
女に上目遣いとか
反則だって…』
奏美の心臓は壊れそうなくらい
早く脈を打っていた
「奏美
早く呼んで♪」
『奏美って呼ぶし…』
奏美は決心した