奏美は男の人から
婚姻届をひったくり
まじまじと見た

「名前書いてある…
印鑑押してあるし(゜ロ゜;」

「うん
ちゃんと自分で
書いてたよ♪」

奏美は男の人を
睨み付け言った

「というか
あなたは誰なの???
昨日の記憶がないから
あなたの名前すら
覚えてないの
教えて!!!」

奏美はもう、開き直り
きってキレていた

男の人は
なるほどと
手をぽんと叩き
納得した


「おお、そうか
そりゃ、悪かった」