あゆ「美亜!!」

愛結美の声でハッと我にかえった。

あゆ「こんな所に居たの?探したんだよ!」

玲「ちょ、今美亜と話し合ってるんだけど」

あゆ「1人対3人とか不公平なんじゃん?
うち、美亜のほうにつくから。」

玲「は?何勘違いしてんの?私達、ただ話してただけだし。ね、美姫」

美姫が答える前に愛結美が先に口を開いた。

あゆ「じゃあ何で美亜泣いてるの?楽しい話しでは無いって事だよね?」

びっくりして頬に手を置くと涙が慕っていた。

自分でも知らずに涙を流していた。


愛結美の質問に玲美は答えなかった。


あゆ「否定出来ないわけだ?」

また、玲美は黙ったままだった。

あゆ「玲美……あんたには失望したよ。
あんたは親友じゃなかったの?
あんたは何で親友の事を信じないの?
何で親友でもない美咲を信じるの?
意味が分からん。」

愛結美は知ってたんだ。
美咲が噂を流した事を。

玲美の下の地面はポツポツと涙が落ちていた。