次の朝─…









バンッ

杏「美亜!今何時だと思ってんの!」

『ぇ!ぅっそー今何時?』

杏「10時だよ、10時!」

『ゃー!完全遅刻じゃん』

今日、このまま休もっかなーと考えていたとき、

杏「ぷ…」

『へ…?』

杏奈の笑い声が聞こえた。

杏「きゃはははは!美亜うける、今日土曜日ですけどー」

『は、はぃぃィィい?!』

やっと気付いた、
今日は土曜日だ。

『杏奈、ひっどーい!』

杏「そぉでもないと思うけど?」

この人は何を言い出すんだ、と思った。

『十分酷いと思うんですけどー』

杏「そぉ?11時から何があったけー?」

『ぇ?11時…………
ぁぁあ!』


やっと思い出した、
今日は真穂達そう、あの7人で遊ぶ日。

杏「私に感謝しなっ」

『はいはーい!
って温めないと』

幾ら私だって髪と化粧とアクセぐらいはして行く。



杏奈「感謝してないでしょぉ!せっかく教えてあげたのにー」

『してる、してるー!』

そう言って大急ぎで準備をしだした。