あれから1分ほど…………




今度はそーっと愛結美が
入ってきた。







「みぃあぁぁ!」

『ぅわっ!びっくりしたー!何いきなりー』


愛結美は何か言ってるけど大声で愛結美が叫んだとき、うるさくて耳を塞いだから何も聞こえなかった。








「...組だよー!」

丁度耳から手を外したときにそう聞こえた。

『んー?何ていったー?』

「だーかーらー
うちも2組なんすよっ!」

『ぇ…!そうなんすか?』

「そうなんすよっ!」

それを聞いた途端、
2人とも手を上げた。


『「いぇーい」』

パンッ


と、何故かハイタッチ。


でも、本当愛結美がいて
良かった。

愛結美がいなかったら
話せる人が1人もいないかったから…。






「てか、このクラス男子も話せる人いないじゃーん!」

『あーら、本当。』

「だれーー」

『あはは、
つか、このクラスで青春はできんな。』

「だな!まぁ、2人で頑張っていこう!」

愛結美が手を出してきたから2人で握手。

『うん、頑張っていこう!』



「あ!そう言えばさぁ…
入学式ありますよね?」

『ありますね。』

「…………
よし!さぼろー!」


と言う事で

屋上へ───────
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