キーンコーン
カーンコーン♪


愛「ぉっーと、ギリギリセーフ!!」


「ぉい、本当ギリギリじゃねーか」

この人は鈴木先生。
体育の先生で、怒るとすっごい怖い。



んで、今は掃除の時間…
サボりたい所だが、こいつが担当しているからには
サボれない。



「それじゃー誰がどこ掃除するか決めるからな。」



私達は、体育館掃除。


「じゃあ、女子トイレやるやつ」

シーン………
やっぱ、皆トイレは嫌だよね。お決まりのパターンだ。

その時愛結美がこっそり私に耳打ちしてきた。

「美亜、トイレやろ?
トイレならサボれるかも?だって、トイレ先生から見えないじゃん?
ドアを開けてから男女に分かれてるからさ、もし入って来ても音がするじゃん?」

『あゆ、ナイスアイディア!』

という事で私達が女子トイレをやる事になった。

「おっ、女子トイレ星野じゃん。」

『へ?』

「俺ら男子トイレ。」

喋り掛けてきたのはなんと雄也先輩だった。