私は………









2組………








やばっ!仲いい子いないし……。



「うち、3組だったー。
美亜は?」

『うち、2組……

どーしよぉ、仲いい子
1人もいなーい!』

「ありゃー。それは
ご愁傷さまー。」

『おぉ!愛じゃん!』

「はい、愛ですっ。」


愛(まな)は、小5のときからずっと仲がいい。


愛は1組らしい。



「あぁ!!美亜、美亜、美亜ーー!」

めっちゃ大きな声で
真穂に呼ばれた。

『どうした、真穂ー?!』

「真穂、智輝と同じクラスだった…。」

と、さっきとは大違いな
小さな声で言われた。

『ぇ!うそー?とほひほー?(智輝とー?)』

驚いて大声を出したら、
真穂に口を塞がれた。

「もー!美亜ー?」

『すいませーん』

「仕方ない、許してあげよー!」

『真穂様ありがとうございます。』

「よろしい!じゃー1組行ってくるー!」


真穂は機嫌がいいらしく、すぐに許してくれた。



でも、いいなー真穂は。

いいクラスになって…。

あー。これからどーしよ。