「おい。姫、まだかー?」

時間はもう11時。
早くしなきゃ先生待ってるよー!!

「す、すいませんっ…洋服何にしようか、悩んじゃって…」

…!言っちゃったよ!私のばか!
慌てて下を向いて先生の様子を下からうかがうと、口許に手を当てていた。

「お前…それは、どういう…」

わぁあぁああぁ!変な空気流れちゃった。
なんとかしなきゃ。