え!
願ってもいない言葉に、私は思考停止した。
「姫?」
「あ!えと~。はい、分かりました!どこに?」
いつも通り…平常心平常心…。
胸を撫で下ろす。
「ああ。肝試しの場所を探しにな」
き、肝試しとか、忘れてた!
私、誰となんだろう。
顔が青ざめていく。すると、先生が
「お前、企画のときもそんな顔してたな。もしかして、怖いのか?」
と言ってきた。
ばれた…。どどどどうしよう。
「怖いんだろ?」
変な威圧があり、私は頷くしかなかった。
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