「姫…協力してくれない?!」

手を握られた。すごい必死だ。
協力…って、何をすればいいんだろうか?

「まず、私と三浦をさ、肝試しのときに一緒に行かせてほしいの。」

「協力って、何すればいいか分からないから、それ言ってくれて助かったけど、私なんかで大丈夫?」

「問題ない!ていうか、私のことは奈々でいいよ!で、もうこれから友達だからね!」

ばしゃんっ

女の子に裸で抱きつかれるとは、思いもしなかった…。