集まる場所に行くと、先生は待ちくたびれていたのか、机に顔を伏せて口を尖らせている。
可愛い…いじけた子供みたいだ。
「あ!おせぇぞかっちゃん。姫、お前体調悪かったのか?」
「あ、いえ。忘れてました」
様子を伺いながら言うと、三浦くんはブハッと隣で吹き出し、先生はぽかんと口を開けている。
「ひ、姫。お前…大丈夫か?!ほんと体調悪いんじゃ?」
「いえ、大丈夫ですって。ほんと話聞いてなかっただけなので」
あ、正直に言いすぎた…?まぁ、大丈夫だろう。
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