「あ、姫!!」 先生が私を呼んでいる。振り向けない。 もうだって、見たくないもの。 ひたすら私は家まで走っていた。 ――――――――――――― 次の日… 学校に行くと、先生に呼ばれた。 「姫、ちょっといいか?」 「昨日のことですか?別に誰に言うつもりもありませんから」