「それにしても、姫。お前、やる気あるなぁ。ちゃんとやってるし、端とか合ってる。感心感心」

一人嬉しそうに相づちを打つ先生。
さすがに私でも、もう限界なんだけど…。

ガタッ

勢いよく立ち上がると、先生はびっくりしたのか、目を見開いていた。

「どうした?」

「もう…ほっといてください。やる気ありませんし」