ガラッ

誰だろうと思い、ドアのほうを見ると、ヤツだった。

「やっほ~。やってくれてるか、姫や?」

何が、「姫や?」だこのばか教師め!

イライラしてきた私はシカトした。
すると、その様子を察したのか、先生はまた私の前の席に座った。

「なぁ、なんで怒ってんだよ?」