授業間の休みにちょっとずつ綴じていくしか手はない。

やっと午前の授業が終わり、お昼休み。クラスのみんなは、購買やら学食やらお弁当やら、それぞれにご飯を食べに行った。
一気にガランとする教室。

私はひたすらプリントを綴じた。
そうしないと帰れそうにないからだ。

「なんで私がこんなに頑張らなきゃいけないのよ…!」