次の日から、なんだかんだでちゃんとクラス委員という仕事をこなしている。
三浦くんは、号令や、みんなに呼び掛けるようなことをしてくれてる。
私は、日誌を書いて、黒板消して、まぁ、黒板消すのは三浦くんも手伝ってくれてるけど…。

で、何日かして、ある日、一番忙しい教科が並んでいる日…、先生は言った。

「ひーめっ、これ今日中に綴じといて」

笑顔で私に渡してきたのは、クラス分ではないであろうという量の紙。