「「「お邪魔しま~す♪」」」




玄関ドアを開けた瞬間、3人が一斉に家の中に入っていった。




「ちょっ・・・!」



私が止める間もなく、ズカズカと奥の部屋へと入っていく。





「愛美~、キッチン使うよ~」




奥の部屋から万里紗の声が聞こえる。





「えっ・・・。なに作る気~!?」



「病人は黙って寝てなさ~い!」



キッチンに向かうと万里紗はもう、料理の下ごしらえをしていた。