「龍!お願い!!私だけを見て!!私だけのものになって!!」




「はぁ~。。。俺は・・・」




「まさか!他に本命の彼女がいるの!?誰よ!!その女は!!」



「いや・・・」




ここは、女の勝手な勘違いに合わせておいたほうがいいな。



「あぁ。他に本命の彼女がいるよ」



「誰よ!!私がいるのに、他の女なんて許せない!!」



「お前よりも可愛くて、性格もいい。俺のことをよく理解してくれる自慢の彼女だよ」




最上級のつくり笑いを女に見せると、



「なんでよおぉぉぉ~!!!!!!」



女がヒステリックな叫び声にも近い言葉をはっした。




「私が一番って言ったじゃない!!!!」



俺の胸倉を掴んで、泣き喚く女。


こーいう女が一番苦手だ・・・。