呆れたような顔をする万里紗に疑問を抱いた。
「女が男と食事するのに居酒屋はないよ!相手が、昔からの男友達とかだったら話は別だけど・・・!」
「別に・・・よくない?」
「よくない!!もしかしたら、愛美の彼氏になるかもしれない人なんだよ!?」
「なるわけないよ。お互いのことを知らなさすぎるもの・・・」
「これから知っていくかもしれないじゃない!」
「ないって・・・。それより、その後のことが・・・」
「なに!?その後、なにかあったの!!??」
すごく興奮している万里紗に引いてしまう。
「誰かに跡をつけられたの・・・」
「ええぇぇぇ~!!!???」
大声が響き渡る。
「シィー!!声がでかい!!」