朝食を食べ終えて、龍の持っている車で私の家まで送ってもらった。



「ありがと」



「あぁ。じゃあ、大学で」



「うん」



龍の車が走り去るのを見届けてから、家に入った。



シャワーを浴びて、メイクをして、着替えて、大学に向かった。



すでに万里紗が来ていて、昨日のことについて聞かれた。





「あのプールで会ったイケメン君とのディナーはどうだったの??」




「そんなたいしたもののことじゃないよ。居酒屋で、食べて、飲んだだけ」




「居酒屋に行ったの!?」




「そうだけど・・・?」