人って、
苦しい時、
辛い時、
悲しい時、
泣きたい時に、
誰かに傍にいてほしいって思うんだろう。


誰かに支えてほしいから、
誰かに慰めてほしいから、

友達を作るんじゃないかな?


友達が、
苦しい時、
辛い時、
悲しい時、
泣きたい時に、
傍にいてくれるから、

人は、立ち上がることができるんじゃないかな?




ふと、そう思った。






私の家に着く。



「わざわざ、送ってくれたんだし・・・。上がってく?」


私が聞くと、万里紗は、その言葉を待ってました!!って感じで、頷いた。



「愛美の家に入るの久しぶりだなぁ~」


そう言いながら、私の部屋のベットで寝転んでいる万里紗。


「そうだねぇ~」


お菓子を食べながら、答える私。



高3になるまでは、だいたい私の家に来て、二人でお喋りして・・・


万里紗が私の家で夕飯を食べることもいつものことだった。