「愛美!!」


突然、後ろから抱きしめられた。


この声・・・。



「動くなって言われたんじゃないのかよ!?」


「・・・・・・」


ぎゅぅぅ~・・・。


さらに強く抱きしめられる。




今さら、なんで・・・・・・。


なんで・・・・・・。



「どうして・・・」


「愛美が居酒屋を出て行くのが見えたんだ。それで、愛美の後を追って・・・」