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「唯璃っっっ
唯璃!!
唯璃ーっっ!」
ハァハァハァ………
また、
嫌な夢を見て
しまった。
朝日が少し差し込む
月曜日の朝。
家の庭には
桜が咲いていた。
私は自分の部屋の
ベッドの上で
あの日の事を
思い出してしまった。
私の名前は
櫻井アリス
胸の下くらいまである
栗色の髪の毛に
普通の顔
普通の体型
いたって普通の
高校1年生でも
1つ普通じゃない
ところがある。
それは………
声が出ない。
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