崇弥が見つめる先にはさっきまで愛しい彼女だった美雨がタクシーに乗り込む所だった。




……あぁ、俺達終わったんだな。


崇弥はフラフラと歩きながら帰路に着いた。



一方美雨は…


「あぁ～っ!!マジで無いわぁ!ムカつくから愛斗でも呼び出そっと。」



と、タクシーの中でブツブツ言いながら携帯を取り出した。

（愛斗へ!
彼氏と別れてﾑｼｬｸｼｬするから今から新宿に来やがれ(;`皿´)
byあなたの可愛い飼い主の美雨より☆はぁと）


等と言う意味の分からないメールをありえないスピードで打ち、愛斗へと送信された。