私は、ゴミ捨て場に行ってゴミの中を探った。





すると、

『調子にのんな』と書いてある上履きを見つけた。


その上履きを手に取り
私は、泣いた。



ヒック……。


泣いていると、親友の美月が来てくれた。



「綾乃、泣かないの。綾乃は悪くないんだから、自分を責めないで?」




そう言って私の背中をさすってくれた。
 



でも、五十嵐逹のいじめはコレだけじゃなかった。