そう言って私の頭を撫でた 彼の髪は5年前、初めて会ったときと全く変わってなかった 綺麗な金のやや長い髪に、紫色の瞳。 十字架のピアスは今も健在だった 結局のところ年齢はわからないまま… 「レイル背伸びたね〜。もう11歳だもんね。」 私の年齢は知られているのに… 未だに彼の謎は多いままだった。 ___コンコン ノックの音が部屋に響いた