「聞いたか?これからは日本語を勉強するんだと。全く人使いが荒いよな」 「…知ってます」 声が震えていたのは自分でもわかった 「……」 ナノが無言で明かりをつけた 「レイル…」 ナノの顔が私の視界に入った 「どうして泣いてるんだ?」 「……うっ…」 彼の顔を見た瞬間安心した それを引き金に涙が今まで以上に溢れでる 「私は…どうしたらいいですか?」 「落ち着けレイル。何があった…?一つずつ…ゆっくり話していこう?」