二人の世界に入り込んだ、羞恥一杯の買い物も済むと、後藤のマンションへと向かう。
後藤のマンションは会社から電車だと30分程の距離だ。残業が多く早く家に帰れるからここを選んだと言っていた。転勤前に購入した、家族向けマンションだ。マンション内に公園もあり緑が豊かだ。
何棟かあるうちの一番南にある棟が後藤の住む自宅がある。
エレベーターで10階にあがると、角部屋に後藤の自宅はある。
「どうぞ、ちょっと汚くしているけど」
「お邪魔します」
玄関を上がり、リビングへ通される。
まだ帰国して間もないからか、荷物が段ボールのまま置いてあるところもあった。
間取りは4LDKだ。一人では勿体ない間取りだ。
キッチンは本当に何も作らないのか、綺麗なままの状態だ。
しかし、リビングは脱いだものなのか洗濯物なのか分からないくらいにごちゃごちゃとしていてソファにも座れない有様だ。ちょっと汚くしている程度ではない。
「部長……。これ」
「ご、ごめん。いま片付けるから。帰っても寝るだけなんだ、ははっ」
後藤のマンションは会社から電車だと30分程の距離だ。残業が多く早く家に帰れるからここを選んだと言っていた。転勤前に購入した、家族向けマンションだ。マンション内に公園もあり緑が豊かだ。
何棟かあるうちの一番南にある棟が後藤の住む自宅がある。
エレベーターで10階にあがると、角部屋に後藤の自宅はある。
「どうぞ、ちょっと汚くしているけど」
「お邪魔します」
玄関を上がり、リビングへ通される。
まだ帰国して間もないからか、荷物が段ボールのまま置いてあるところもあった。
間取りは4LDKだ。一人では勿体ない間取りだ。
キッチンは本当に何も作らないのか、綺麗なままの状態だ。
しかし、リビングは脱いだものなのか洗濯物なのか分からないくらいにごちゃごちゃとしていてソファにも座れない有様だ。ちょっと汚くしている程度ではない。
「部長……。これ」
「ご、ごめん。いま片付けるから。帰っても寝るだけなんだ、ははっ」