そして私達は入学式を終えて
教室へ戻った。



『それにしても長い話
だったよねー。』

亜美が疲れはてた顔で
私の席へ座る

『ほんとだよーっ
その上つまらないよね。』

席を取られた私は亜美の
膝の上に座る。


『あんたほんと重い。』

亜美の刺々しい言葉が
飛んでくる

『そんなハッキリ言わないでよ!』
スタイル抜群の亜美に
言われるとすごく悲しくなる

『嘘~。あんた軽いよ??
おちびちゃんだし』

膨れっ面になる