「――で――だから・・・」 「あ、そっか!」 彪俄さんの教え方が以外とうまく、すぐに覚えた。 ――――― ――― ―… 「数学の宿題終わったー!」 しばらくして、数学のテキストが終わり、私は大きく伸びながら言った。 「おつかれーねぇもうすぐお昼だよ?」 彪俄さんに言われて時計を見る。 あと5分くらいで12時だ・・・ 「あ、じゃあ帰りますね」 そう言って私は鞄に全部しまって立ち上がる。