名前を聞いて、一応頷き私は言葉を続ける。


「・・・あの、彪俄?さん、私今から補習があるので学校に」

「補習なんか、サボっちゃいなよ♪」


私が最後まで言い終える前に彪俄さんはそう言いながら、私の手を掴んで公園の中へと入っていった。


「え、ちょっと!!私、補習受けないと高校受かんないっ!」


手を振りほどこうとしながら、私は訴えるけど

彪俄さんは無視。