「さすがは、図書委員長です。」

嫌だ、やめて、イヤダっ…!
私より、優位に立たないで。
関係が、崩れる。
会長が、霞んでしまうっ。


「それぐらいにしませんか?」

さらりと、鼓膜を撫でる声だった。