べ、別にいじってほしいとか…思ってないし…っ。
あぁ、もう!
何で会長の事で悩まなきゃいけないんですか!!

つかつかと、足音を立てて会長の前に歩き出す。
意地はって、可愛くないのはいつもだから。

「…待てよ、おい。」

その時右手に痛みが走る。
ごつい手が私の動きを止める。