俺はコンタクトを片手に反対の手で由亜の顎に触れて


   くいっと少し上を向かせる


   こんなに近くで顔を見るのは初めてで


   不覚にもドキドキしてしまう


  震える手を抑えながら由亜の目にコンタクトを入れる

  「よしっ!!入ったぞ」


  「ありがとう先輩」

  と少しほっぺを赤くしながらそう言った


  「さぁ学校行くぞ」


  「はぁい」


  俺と由亜はいっつもニケツで学校に行っている
  
  最初は恥ずかしがっていたけど    
  
  もぅなれたのか素直に乗るようになった



  そして俺の腹に手をまわして顔を背中にくっつけ

  ぎゅってしてきた



  あ~~~~~~~~


  くそなんでこんなにかわいいんだよ!!