私は先生に寄り添い、先生の腕枕で眠る。


きっと、奥さんもこんな風に抱いたんだ…。

好きだ、愛してるって言いながら、抱いたんだ…。


そんなことが頭に何度かよぎったけれど、今はそれよりも先生とひとつになれたことが嬉しかった。

こんなに先生の愛を受けて、前ほど不安にならなくなった。


「気持ちよかった?」

Sな先生が、私に問う。

「うん…。せんせ…大好き…」

「俺も大好き…」


窓から見える明るい星空に、私は“永遠”を願った。