夜遅かったので、先生と私は少し話してから、すぐ眠りについた。

私の部屋の少し狭いベッドの中で。


キスをねだる私に、

「ここはお前の家だから、エッチなことはできないけど…」

って言いながら、おでこにキスをして、抱きしめてくれた先生。


そうやって、けじめをつけてくれているところも好き。


そして、私たちはそのまま抱き合って眠った。

きつく、きつく。



「明日、俺の家でな…」


小さく呟いた先生の言葉を、聞き逃さなかった。

先生の胸の中で、ニヤニヤしていた。


幸せいっぱいの夜。


明日はきっと、もっと幸せ。