「風邪でも引いたのかと思って、心配したよぉ…。」


先生は、私を抱き寄せる。


「ごめんごめん。寝坊しちまってさ…。」


私は、先生の腕から抜け、先生の顔を見上げる。


先生ってば、サングラスつけたまま。

相当慌ててたんだね。


「先生…サングラス、外して。他の生徒が見たら、みんな惚れちゃうよ…。」


私はそう言って、先生のサングラスをそっと外した。


「ああ、ごめん。」


なんて言いながら、先生は私を引き寄せ、キスを落とす。


チュッて、軽いキス。


「先生のバカぁ…。エッチ!」

「男はエロいもんなの!特に好きな女の前ではさ。」


先生はそう言って、いたずらっ子のように笑った。



もう…。

朝からこんなにキュンキュンしてたら、心臓もたないよ。