「そういえば篤真は?」


小物ショップで会ってから、
篤真と愁はすごく仲良しになった。


「知らない。
女の人と仲良くやってるよ?」


「なに、ライバル出現?」


「ライバルって…」


でも、確かに女の人から近づいていた。


篤真にきがあるのかもしれない。


「気分下がるから、やめて」


「あー、ごめんごめん」


「ほら、ご飯できたよー」


それと同時にチャイムがなった。


たぶん、篤真。


愁は私に夢叶くんを預けると、
篤真を迎えに玄関へ行った。