そして、全部開いてしまった。 もう、やだ。 涙を止めることができなかった。 「その顔、そそるなぁ」 そう言って私を押し倒した。 なんで、こんな人が取引先の社長なの? やだよ。 会社のためだけど。 下着も脱がそうとしたところで、 ドアが開いて写真を撮る音がした。 「虐待、に当たるのかな」 この状況を一番、見られたくない人だった。