「ん、あれ?星佳ちゃんは?」


さっきまでここにいたよね?

……まさか…

「ママ、ごちそうさま!」
「へ、え?もう?」
「ごめんね~」


私は急いで自分の部屋に向かう。

ーバンッ


「あれ?綾那ちゃん、どうしたの?」

予想通り…

星佳ちゃんは私の部屋にいた。
しかも、学校道具の前に。

「ひゃぁぁぁあ!見ないでよ~」
「と言われても…見ちゃったもん」

だよね…。


「ところでさ、これ。何?」
「ぎゃっ!」


最悪…よりによって一番見られたくないものを…。