ハァー…今日は疲れた。


放課後になった。
そして、しーちゃんに裏庭に呼び出されたからそこに向かってる途中。

裏庭に着くと1人の男の子がそこにいた。
しーちゃんはいない。


あれ?
場所間違えた?

戻ろうとすると…


「あ、あの…卯月 綾那さんですよね!??」


およ?
この人、私のこと知ってるの?


「ですけど…」

てか、この人誰?!


「お、俺、神楽 修弥って言います」
「神楽…くん?」
「はい!」
「んで、その神楽君が私に何か用?」
「えっと…俺と…付き合って下さい!!」

…付き合う…って…

「何処に?」
「あ、いや…」
「んーと、買い物?彼女さんとか妹さんとかにプレゼント?」
「いや、買い物じゃないです。ていうか俺、彼女も妹もいませんよ…」
「え、あ、ゴメン。じゃぁお姉さんに?あ、でも買い物じゃないんだよね?う゛~ん」

何なんだろう???
私が頭抱えて悩んでいると

「卯月さん…天然すぎです。俺、出直してきます!」
「あ、え、ちょっと」